花言葉 「すずらん」

春がとても短く、5月に入っても肌寒い日が多かったと感じています。
みなさま、体調はいかがですか?
スズランメンバーは、今日も元気に飛び回っています。

今日は、スズランという花について、少しお話ししたいと思います。
私は読書が好きで、特に小説をよく読みます。
先日、読んだ本が花にまつわる小説で、その中に私たちの社名「スズラン」についても触れられていました。
(本のあらすじについては、ここでは触れませんので、興味のある方は、ぜひ本を手に取ってみてください。)

その中に、

「<すずらんのリリリリリリと風に在り> 日野草城という人の俳句だ。確かにスズランくらい小さな鈴であれば、その音色はリンリンではなく、リリリリリリに違いない。(P236)」

という描写がありました。
このフレーズを読み、スズランナースそれぞれの顔を思い浮かべます。
スズランの花と同様に「リンリン」と優雅にというよりも「リリリリリリ」とチョコマカと細やかに駆け回っている姿が容易に想像できました。
後付けですが、みんな「スズラン」の花と同様に愛らしく、細やかに、駆け回ってくれているなぁ、としんみりしてしまいました。

そして、スズランの花言葉は
「『再び幸せが訪れる』P285」

だそうです。
心や体が傷ついたとしても、私たちの関わりが、みなさまに再び立ち直るお手伝いができればなぁと思いました。
「スズラン」という事業所の名前。
その花言葉が持つ意味と同じように、存在できればいいなぁと思うばかりです。

余談ですが、5月1日はスズランの日だということを、この本を読み、初めて知りました。
今年は既にその日を過ぎてしまいましたが、来年の5月1日は「スズラン」の花言葉を思いながら過ごしてみたいな、と思います。

管理者 河野 和歌子

【引用文献】 山本幸久 「花屋さんが言うことには(2024)」 ポプラ文庫