2025年度 滋賀県世界ホスピス緩和ケアデー記念県民公開講座
毎年、10月第二土曜日は
「世界ホスピス緩和ケアデー」
とのことで、滋賀県では一足早く、公開講座が開催されました。
今年は、看護師・僧侶・教員という立場で活躍されている
玉置 妙優 先生
をお招き下さり、この機会に公演を聴講させて頂きました。
甲賀病院・滋賀県立総合病院 の緩和ケア科の先生が座長を努めてくださり、
とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
どのお話も素晴らしく、あっという間の2時間でした。
その中の一つを皆様にもおすそ分けいたしたく。
人生において、あらゆる分野で熟練の経験者が存在し、
知らない世界のことについて、経験者から学ぶことが多くあります。
しかし、「死」に関しては、誰も経験したことはなく、
経験者からお話を聞くことは不可能です。
故に、怖い・不安を抱くのは当然のこと。
そして、それを乗り越えるために必要なこと。
それは
「最後の最期まで、信じられることがあるか」
お金・人間関係・名誉…
最期まで残るのは「自分だけ」です。
信じられるものをもつこと、心の軸があること、
それが心の安定に繋がる。
そんなお話をしてくださいました。
先生が日々、関わられている方々のエピソードを交えての公演。
共感することが多く、まだまだお話を伺いたかったです。
そんな公演を聴き終え、電車の時間を気にして小走りしていると、
私の名前を呼ぶ声が・・・
なんと、職場の仲間でした。
これもご縁。
帰りはともに学びを語り合い、
それも素晴らしい時間でした。
日々、素敵なご縁を頂き関わらせて頂いている私達。
今回、耳にしたことを多くの方に還元していきたいばかりです。
カテゴリ: 友仁訪問看護ステーションすずらん