豊かな老後を送る為の7ヶ条!・・その⑤

施設の「面会禁止」措置が緩和され、家族・親族に限る短時間でお願いしています。

それでも、利用者様・ご家族様には安堵の表情が戻りつつあります。

まだまだ気を抜くことは出来ませんが、新しい生活様式を実践しながら、一歩前進です。

さて、今日は、「ゆ・た・か・な・ろ・う・ご」を送る為の7ヶ条、5番目の「ろ」についてです。

“ろ”・・「労働(ろうどう)」

労働って言われると、「えっ?」と思われるかも知れません。

「年を取ったのに、そんなに働きたくない。」「そもそも働き口が無いわ!」なんて言葉が聞こえてきます。

確かにごもっともです。

でも、ここで言う“労働”は、一般的に働く事をイメージする労働と言うよりは、「役割」と捉えて頂ければ良いかと思います。

例えば、老人会に赴いて皆さんと話をしたり、時には世話役を仰せつかったりする事も役割を持つ事になりますし、ご家庭の神棚やお仏壇の世話をする事も立派な役割です。

こうした“役割を持つ”と言う事は、そうした諸々の事柄に対して、心が入る・・つまり“心得る”事になります

どんなに些細な事であったとしても、その役割を果たそうとする姿は、自身の為にもなり、又、周囲の方々との距離を埋める事にもなり、自然と活力が湧いてきます。

いつも元気に、がってん承知の助!

そんな老後生活は如何でしょうか?

次回は、このシリーズ7ヶ条の中で、私が一番伝えたい事・・その⑥“う”です。

いろいろと想像してみて下さい!